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著 者: 五感教育研究所
高齢者の免疫機能低下「抗体作る細胞が変質」。
高齢者になると免疫機能が弱まる原因について、京都大学の漆長博教授らがメカニズムを解明した。免疫の中心的役割を果たす細胞の多くが別タイプに変化し、病原体への対応能力を失うという。この変化を抑えられれば高齢者の感染症予防に役立つ。成果は8日付米科学アカデミー紀要(電子版)に記載される。
高齢者はインフルエンザなどのワクチンを注射しても効果が現れにくかったり、炎症を起こすとなかなか治らなかったりする。免疫反応を起こす力が低下するためだ。
:研究チームは若いマウスは通常のT細胞しか持たないのに対し、高齢になるにつれて別タイプのT細胞が増えることを発見した。人間の60~70代にあたる生後2年のマウスでは、約6割が別タイプに変わっていた。
T細胞には病原体に対して抗体を作ったり、攻撃を実行する細胞を助けたりする能力があるが、別タイプでは、この能力が消失。代わりに炎症や癌増殖転移に関係する物質を多く作る能力を獲得していく。9/8(火)日経新聞より引用。
私も以前から、免疫機能の働き「抗体を作る細胞」の重要性を説いている。
今回のように、新型インフルエンザウイルスに対しても、タミフルやイレンザーなどの薬は、感染の広がりを防いだり、炎症の広がりを防ぐのに役立ちます。
免疫力を高めることは、新型インフルエンザだけでなく、他の感染症や病気などから身体を守るシステムが働くのである。
私はこの免疫力の低下を高齢者だけでなく、現在の子どもたちや若者たちの免疫力、抵抗力の欠如、低下を危惧している。
例えば、現在の新型インフルエンザも日本で広がったのは、学生のクラブの子どもたちからだった。体育館で練習試合など他校や会場に出向き、多く集まる場所に居ることが多いからです。
また、最近は「無菌、除菌、無臭」傾向から、除菌、殺菌などの商品も多く販売され、本当にきれい好きになっている。子どもたちが野外で昆虫やミミズに触ると汚い、バイ菌がいっぱいだから、触らないでとすぐに除菌します。また、室内でも除菌スプレー、消臭剤などで臭い匂いを無臭にさせたり、良い匂いを発生させているのです。
これらの環境に幼い頃から育ち、成長すると免疫力が低下するのです。バイ菌やウイルスが体内に侵入すると人の免疫は学習するのです。免疫細胞の中でもリンパ球などはバイ菌やウイルスの侵入に対して学習し、攻撃に対して備えるのです。ですが、無菌状態、除菌が激しいと人の免疫の学習能力が低下し、今回のような新型インフルエンザウイルスの体内に侵入すると攻撃力が低下し、高熱や肺炎などに疾患し、重度になる可能性もあるのです。
免疫力だけではありません。夏場など野外に出て少しの時間でも作業やスポーツをすると熱中症に疾患しやすいのである。
これらは抵抗力、つまり脳の働きの低下の表れであり、体温調節が上手く出来ないのです。
体温調節は人の脳の「視床下部」が関わっており、暑い夏場、汗を流し、寒い冬場でも寒い体験をすればこの脳部や免疫力も同時に高まるのです。
一年中快適な空間で過ごし、野外での遊びが希薄になり、一人遊び、ゲームなどの遊びではこれら抵抗力も免疫力も低下するのです。
食べ物も重要なのですが、好き嫌いが激しく、朝食を抜く子どもたちも多いと言います。
ですから、私は子どもたち、若者たちに辛い体験、暑くても我慢し、少し寒くても我慢する。汚い物も、臭い匂いにも嗅ぎ、バイ菌も受け入れ、免疫力を高めて行く身体的な鍛錬と、五感などの鍛錬、脳の鍛錬に繋がり、重要な体験なのです。これらを体験し、鍛錬することで新型インフルエンザや感染症にも強い免疫力と抵抗力を養うことが身体的健康、五感の鍛錬で精神的な健康に繋がることを私から提唱致します。

 

アーティクルリソース:http://articlejapan.com/

 

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