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著 者: 五感教育研究所
私は現在、子どもたちの味覚の未発達、味覚障害に警鐘を鳴らしながら、味覚のなどの五感の重要性をテレビや雑誌等などのマスコミ等で提唱も行っている。
全国の小学生の半数に味覚障害が疑われている現在、これらから私は「食育は箸育」と題して、正しい食事の仕方、正しい箸の持ち方、使い方などの指導から、子どもたちの味覚を育てることを目的に活動しております。
成長段階になる子どもたちでは、食事は身体への影響だけでなく、精神的影響も考えられます。
ところが、現在の子どもたちの食生活、食事の仕方を観察してみますと、好き嫌いが激しく、偏食傾向、食べ方の異変など、味覚が発達しない、育たない環境にあります。
中でも食べ方の異変は、「ばっかり食べ」という食べ方をしている子どもたちが多いのです。ばっかりたべとは、最初にご飯だけ食べ、食べ終わったら次におかずだけを食べるという食べ方です。
この食べ方ですと、酸っぱい、辛い、苦いなどの刺激の強い食材が食べられない、残してしまう、よって嫌いになるという悪循環になります。
私たちはこれら酸っぱい、辛い食材もご飯と一緒に食べます。ご飯と一緒に食べることで「口内調味」という口の中で中和され、美味しく食べられるのです。また、ゆっくり咀嚼して食べますと、口の中に唾液が多く分泌され、胃や腸に働きかけ、消化を助ける働きや、舌の上を洗い流し、味覚の発達を促します。また、箸を正しく使えない、持てない子どもも多く、私共がテレビ局との共同研究でハンバーグをフォークとナイフを使用し食べたときと、箸で食べたときの脳刺激を脳の血流変化で調べたことがあります。
同じ食材、味付けのハンバーグを箸で食べたときの方が遙かに脳は刺激され、活性化していることが判明致しました。
特に運動野と触覚を司る「体性感覚野」が赤く変化し、刺激されています。
また、美味しいと脳が感じるので前頭葉も活発に働いていることが分かりました。このように私は箸を使って料理を食べることは、簡単な脳トレーニングに繋がると提唱しております。
ですから、味覚の発達、味覚を育てるために親子で料理作りを手伝わさせたり、箸の正しい使い方を指導することで味覚も発達するのです。
私は、味覚障害の子どもたちに警鐘を鳴らしているのは、身体的な影響だけでなく、心理的影響、脳への影響が大きいと言うことである。
味覚障害に陥ると、毎日の食事が美味しく感じられず、だだ、満腹感を感じるだけで食事になります。
食事をすることかぜ楽しくなく、脳が快感しません。ですから、脳にも栄養が行き届かず、脳が栄養失調状態になることで、脳活動の低下、記憶力、集中力などが欠如、低下することが分かっております。
ですから、毎日の食事は味覚の発達、育成だけでなく、身体的にも精神的にも安定させ、健康に保つために重要なのです。
人の脳は酸素の40%、栄養素も20%を必要とする臓器です。特に脳活動にはブドウ糖、中でもアラキド酸、カルシウムは脳細胞の伝達をスムーズにする働きがあるのです。
ブドウ糖はご飯やパンなどに多く含み、アラキド酸は、レバー、魚介類などに多く含み、脳の栄養素として必要です。
また、五感などの体験、刺激不足は情報という「情報ビタミン」と私は呼んでいるが、食品からの栄養、五感からの情報ビタミンを得ることで、脳も感覚も正常化し、活性化するのです。
現在の子どもたちは、知識は高くても、自分で考える力「知恵」が欠如しており、集中力、思考力、コミュニケーションなどの能力も欠如しております。
これらも脳の低下の一種であり、私はこれらの原因の一つに脳の栄養不足、体験不足を挙げている。
例えば、野外体験(野外遊び)が多い子どもたちとそうでない子どもたちでは、記憶力、集中力、思考力に差が出ることが分かっております。
野外遊びの多い子どもは、手足を動かし、仲間(友人)や時には大人の人達のふれ合いもあり、コミュニケーション能力も高まるのです。
これら運動性能力に味覚の発達、五感刺激の体験を鍛錬することで、身体的にも精神的にも安定し、活性化します。そして鍛錬されるのです。
私が提唱している。脳へのエネルギー(栄養)。そして情報のビタミン摂取(五感体験)を積み重ねることで、身体も脳も健康で活性化し、子どもらしい感覚、賢い子どもに育つことを私から提唱致します。

 

アーティクルリソース:http://articlejapan.com/

 

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