先日、私が電車で帰宅途中に男の子の兄弟とお母さんがデズニーランドの帰りか、弟、推定年齢5歳と兄、推定年齢7歳ぐらいの男の子が電車に乗り込み、すぐにその兄弟は座りたいと言いだし、ごねたのである。
弟の方は立ちながら眠ってしまったので母親が抱っこするのかと思ったら、そのままにし、ぐずり始めたのである。
私の横に座っていた女性が立ち上がり席を譲ったのは良いのだが、母親は何も言わずお礼もしなかったのである。
私の信念として子供達には電車で絶対席を譲らないことにしている。
私の二人の娘が幼い頃には、電車では余程席が空いていない限り、座らせなかった。
つまり、我慢をさせたのである。また、我慢を教えたのである。
弟が座ったので兄は、電車内をうろうろして空いている席を探し、座ったのである。
高齢者が立っていてもその子供は関係ないような顔をしていたのである。
このように子供の頃から「我慢」を教えないと、ヒトの脳は体験不足と我慢が出来ない脳に成長してしまうのである。
ヒトが我慢を司っているのは「前頭葉」という脳部位で感じ、我慢をするのである。幼い頃から我が儘に育ち、我慢を教えないとこの前頭葉が未発達のまま成長し、大人になっても我慢が出来ず、忍耐力も低下し、興奮しやすく、切れやすい理性の働きも低下するのです。
ヒトの前頭葉には「我慢中枢」が存在しており、この我慢中枢を鍛錬させるのは幼い子供の頃から我慢を教え、体験させることである。そして、我慢したら今度は褒めてあげることである。
ヒトの前頭葉には五感からの情報を統合判断し、決定する働きもあり、思考性や創造性など高度な思考なども前頭葉が関わっているのです。
勿論、我慢中枢も存在しておりますから、忍耐力にも関係してきます。
特に日本人は昔から忍耐強い民族として知られてきましたが、最近の日本人、特に子供達や若者達ではこの忍耐力や我慢強さが欠如しております。
ですから、前頭葉全体の活動や活性化に繋がらず、正しい判断や理性が出来ない人達も居られます。
私達ヒトの脳は外的情報(五感)から入力(インプット)し、計算→判断→決定→行動(アウトプット)するのですが、幼い頃から忍耐力や我慢強さがないと正しい判断が出来ません。判断は時には理性を伴い、してはいけないこと、行なってもよいことと判断するのです。
勿論、犯罪などもそうです。正しい判断が正しい決定に繋がり、行動になるのです。
これらの脳の働きはヒトの脳の前頭葉が主に働いており、ヒトが人間らしい行動や思考性などを司っているのです。
ですから、私は子供の躾と教育のためにも我慢強さと忍耐力を身につけさせ、頑張ったら褒めてあげることでヒトの前頭葉は発達し、活性化するのです。
皆様のお子様は如何ですか、電車で周りも気にせず、すぐに座りたいとぐずりますか、我が儘を言いませんか?
例えば、アフリカの食糧難で困っている子供達はトウモロコシの粉を引いたものを一日一食しか食べられません。
お腹が空いてもっと食べたい、毎食食べたいと言えないのです。
つまり、我慢しているのです。
アフリカの子供の中には、NGOから支給された食事をわざと残し、兄弟や親にその食事を分けるのです。
このように我慢を体験し、我慢強くなるとヒトへの思いやりや優しさに繋がるのです。
ですから、私は日本の子供達にも我慢を教えるべきであると提唱しているのです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦
アーティクルリソース:http://articlejapan.com/
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