現在,ペットショップに珍しい種類の犬や猫が販売されていることにお気づきだろうか?
例えば,チワワとミニチュアダックスフンドなどの掛け合わせ,ミックスやハイブリットと呼んでいるが,実は雑種である。
私が危惧しているのは,アメリカでアシュラと名付けられた,ハイブリット猫である。
家猫に野生の山猫や小型のレパードをハイブリットキャットなどミックスした種類が現在世界で300種を超えているのである。
このアシュラと名付けられた猫は家猫の2倍近くの体の大きさと野生の本能が残っており,凶暴性もある。
野生のオオカミとシェーパードのハイブリットのウルフドックなどアメリカでは問題化もされている。
吠え方も狼そのものであり,野生種に近いため,飼い主になつかない,子どもに襲いかかり,アメリカではすでに死者が5人も出ている。
だから,州によってはハイブッリペットの販売を禁止しているのである。
近く,アシュラが日本にも輸入される可能性もあるのです。
価格は250万~300万円近いと予想される。何より私が危惧するのは野生種とのハイブリットによって凶暴性があり,正しい飼い方や扱い方をしないと日本ではすぐに放置する可能性の高いのである。
つまり,捨てられたこれらの種類が野生化する可能性もあるということである。
日本でも人気のミックス犬は実は4割近くに関節の弱さや病気に弱い種類が多いのである。
これらの原因はブリーダの無理な近視交配なども関係しているのである。
つまり,お金儲けを目的に珍しいと言うだけで色々な種類をミックスしているのである。強引とも思えるハイブッリトに私は危惧している。
遺伝子的にも弱い遺伝子を受け継ぎ,病気に弱く免疫力の弱い種類が誕生する可能性も高いのである。
だから,ペットショップやブリーダの間などでトラブルも実際に発生しているのである。
私のようにチワワの原種に拘り,メキシコから直輸入したが,本当に小さいが元気である。体重が1.3kgしかないが病気に強いのである。
近未来のペットとして需要が高いからとミックス犬や猫,ハイブッリト外来種など多くの新たな種類が日本に輸入される可能性も高いのである。
やはり,しっかりとした血統証と健康診断書のようなものが今後必要であり,ミックスペットの購入には買う側も正しい飼い方や知識を持って欲しいと願っている。
私のように学生時代から遺伝学や医学,生物生態学など多くのことを学んできた人達ならすぐに理解できるだろう。
我が家の二人の娘は生き物に関する職業に従事しているが,私の娘は生き物の遺伝子研究をしており,ハイブリット種の遺伝子異変を警告している一人でもある。
今回,私のブログで紹介したのは,実は2000年の12月から施行された「愛護法」を日本で26年ぶりに改正させた経緯があるからです。
同年の夏に当時の法務大臣(臼井日出男)先生に一通の手紙とメールを差し上げ,テスト動物の扱い,違法動物の販売や扱い,ペットの扱い方に関する法律が諸外国からすると甘い現状を訴え,同年の10月に臨時国会が開催され,私も国会に招待され,見学いたしました。全員賛成で可決されたものです。
これらのことから,日本のペット事情や法律の改正,アニマルポリスの日本での導入などを推進しております。
今後,幾らペットブームと言えども,人間の私欲や銭儲けのための手段のペットブームは必要ないと考えている。
私のように生き物をこよなく愛し,一生を共に過ごすパートナーとして心を癒され大切にしてくれるのなら大賛成である。
体が大きくなったから,飼えなくなったから,家を引っ越すからと簡単にペットを捨ててしまう人達も本当に多いのである。
私共の活動や法律の改正で10年前よりは処分されるペットは激減したが,以前は年間40万頭ものペット達が処分されたのである。
現在でも20万頭以上が処分されている。
私は処分場を見学したことがあるが,5つほどの部屋に分かれており,曜日によって移動し,最後の部屋では死を悟ったペット達の悲しげな鳴き声や脅えかたは心情ではない。
最後の金曜日の部屋と呼ばれている部屋では毒ガスによって毎週多くのペットが処分されているのである。
役所の担当者が担当しているのだが,取材した時には,辛い仕事であると投げていた言葉を今でも思い出す。
捨てた人達にこそ,これらの姿を見せてあげたい。
捨てられたペット達には何の責任もないのである。無知な飼い方やかわいいだけで飼うと簡単に捨ててしまうことに繋がるのである。
だから,安易にペットをかわいいからとか,珍しい,目立つからなどと簡単に購入しないで欲しいのである。
診察も治療も散歩も世話もきちんと面倒をみるという自信がある方が犬や猫でも珍しいペットでも購入して欲しいと思います。
そして,良きパートナーとして,一緒に人生を歩んで欲しいものである。
そうすれば,きっとペットも自分も幸せになれるはずである。
五感教育研究所,主席研究員,荒木行彦,
アーティクルリソース:http://articlejapan.com/
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