私達ヒトの脳は、ご存じのように左右に分かれ、右脳、左脳に別れております。
右脳は、左手、左足の運動性、左脳は、右手、右足の運動性を司っております。
また、右脳は芸術性、空間認知、直感力などを司っている。
左脳は、計算、読み書き、言語などを司っている。
その左右の脳の情報交換を繋いでいるのが「脳梁」という脳部です。
この脳梁は男性より、女性の方が細胞の数が1.5倍ほど多いのです。
だから、女性は言語能力に優れ、おしゃべりで直感力にも優れているのです。
つまり、左右の脳を使って言葉を発しているのです。だから、男性と女性が口喧嘩すると女性に適わないのは、この脳梁の細胞の数の違いからです。
私達ヒトの脳は今までは、全体の20%程度しか使われていないという、研究でしたが、最近はこれら定説とも言われた脳の使われ方が誤っていることが判明したのです。
実は、意外と日々生活している私達の脳は活発に活動しており、特に前頭葉や運動野などの脳部が活発に働いていることが分かってきました。
また、短期記憶や長期記憶などの記憶に関わる脳部、「海馬」や「大脳新皮質」などの脳部も活発に働いているのです。
但し、現代人は便利な道具の開発により、人の脳も偏った働きを示し、特に人の五感の偏りが起こっております。
視覚優位の感覚に陥り、視覚による情報記憶が活発に働き、他の感覚、嗅覚や味覚、触覚、聴覚などに関わる脳部があまり活用されていない、使われていないのである。
だから、私達ヒトは視覚で認知し、記憶していると言っても過言ではありません。
特に現代人は左脳型人間が多く、ここから脳全体の20%程度しか使われていないという説が生まれたのである。
例えば、脳障害、脳梗塞や脳卒中などで脳細胞の一部でも壊死し、破壊されたら、その脳部によっては、運動性障害、言語障害なども発症します。
これらの症状は、脳と身体は繋がっている。神経細胞によって繋がっているのだが、先ほど述べたようにヒトの運動性はアシンメトリー(asymmetry)という、左右対称なのである。例えば、左脳の一部に脳梗塞が発症し、脳細胞が死滅してしまえば、右手、右足の運動性に障害が起こり、不自由になる。
但し、現在はリハビリの研究も進み、以前のように不自由な手足が元に戻らないと言うことは無いのである。
多くの医師がこれ以上回復しないとか、見通しが無いなどと告げるがそれは誤りである。
私共の研究では、壊死した脳細胞の代替えをする脳細胞が再生することが判明している。つまり、ヒトの心理的な部分が重要なのである。
例えば、右手が不自由でどうしてもリハビリしても動かないと諦めないことである。つまり、動かない手を意識して動かそうとする努力が必要なのである。
そうすると、別ルートでヒトの脳細胞は補い、不自由な右手が動くようになるのである。これらがヒトの脳の不思議、神秘性なのである。
確かに、不自由な手と足を動くまでのリハビリは個人差、年齢差もありますが、何より、私共はヒトの脳の心理的要素が大きいと指摘している。
ヒトの脳には「可塑性」という、死滅した脳細胞の代替えをする働きがあり、この働きこそ可塑性なのである。
この可塑性によって脳の幹細胞が活発に働くことで失った運動性能力を詠みが得させるのである。
だから、私共はリハビリの重要性を強く提唱しており、動かないからと決して諦めず、頑張ることでヒトの脳細胞は運動性の可塑性が働き、別ルートを造り、代替えしてくれるのである。
つまり、頑張ることで「脳が反応するのである」これらの研究は残念ながら日本では立ち遅れており、アメリカでは国家プロジェクトとして国家で研究資金を出し、本格的な研究が進んでいる。
アメリカでは、脳科学から心理学者までこれら脳の不思議性についた研究を行なっている。我が日本では、専門病院や私共の研究所、理化学研究所などの団体組織が研究しているが、国家で取り組み、国家で予算を汲み入れ、本格的に研究が進めば、本当に多くの後遺症に悩んでいる人達の助けになり、今後のリハビリの研究にも拍車が掛かり、脳卒中や脳障害などの予防や治療などの新たな取り組み研究に繋がると私は多くの方々に提唱している。
今後とも、私の講座などを通じて、これらの研究課題、ヒトの脳の不思議、神秘性について解説して参ります。
ヒトの脳は私達が考えている以上に復活力、闘う脳力を持っているのです。
最後に、巨人軍名誉監督、長島監督の言葉を紹介致します。
自身も脳梗塞に倒れ、リハビリと闘い、復活した人である。
現在、リハビリと闘い頑張っている200万人の人達にメッセージとして届けば幸いであるが、長嶋監督の言葉の中で「リハビリは人を裏切らない」。
リハビリに頑張った分、復活も早くなると伝えている。
私は、この言葉を胸に、今後、生命科学研究所の設立を目刺し、本格的な人の脳の研究、感覚の研究に取り組み、脳の不思議、脳の神秘性についての解明をして参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦
アーティクルリソース:http://articlejapan.com/
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